ついに捕獲!ナナフシ|幼稚園で見つけた不思議な昆虫
「ナナフシが欲しい!」とずっと言い続けていたマルちゃん。週末ごとに雑木林へ通いましたが、なかなか出会えず…。ところがある日、まさかの場所で“ついに捕獲”に成功しました。
ナナフシを捕まえたい!マルちゃんの情熱
マルちゃんは長い間「ナナフシが欲しい」と言い続けてきました。毎週末、雑木林に足を運んで探しましたが、枝に化けてしまうナナフシはなかなか見つかりません。大人の目では気づけないことも多く、まさに“昆虫界の妖精”のような存在です。
捕獲場所は意外にも幼稚園!?
そしてついに、マルちゃんがナナフシを捕まえました。捕獲場所はなんと幼稚園。雑木林はないはずなのに、なぜかそこにナナフシが。子どもの鋭い観察力と情熱が引き寄せたのかもしれません。
子どもの目だからこそ見える
ナナフシは枝そっくりに擬態するため、大人が探すと見つけにくい昆虫です。しかし子どもは純粋な好奇心で観察するため、意外な発見につながることがあります。マルちゃんの「虫が好き」という気持ちが、ナナフシを見つける原動力になったのでしょう。
ナナフシの生態
ナナフシは日本各地の林や草むらに生息し、木の枝や葉に擬態して天敵から身を守ります。日中はじっとして動かないことが多く、夜に活動的になります。体色は緑や茶色が多く、種類によっては枝にしか見えないほどリアルです。また、メスだけで卵を産める「単為生殖」を行う種類もあり、観察テーマとしても奥が深い昆虫です。
初心者向け・ナナフシの飼育ポイント
- 飼育ケース:高さのある虫かごやプラケースを。枝を数本立てかけ、よじ登れる環境を作る。
- エサ:エノキ、バラ、サクラなどの新鮮な葉。しおれたら交換。
- 湿度:乾燥しすぎないように、霧吹きで軽く加湿(びしょ濡れはNG)。
- 脱走対策:擬態で見失いやすいのでフタは確実に。掃除時の隙間にも注意。
ナナフシは繊細ですが、落ち着いた環境と適切なエサがあれば飼育は難しくありません。観察記録(スケッチや写真、日付・気温・食草メモ)は、知育の素材としても大活躍します。
これから大切に育ててみます
捕まえたナナフシは、マルちゃんにとって特別な存在。昆虫を飼育することは、観察力や責任感を育む学びにもつながります。家族みんなで大切に育てていこうと思います。
まとめ
雑木林では見つからなかったナナフシが、思いがけず幼稚園で姿を現しました。「欲しい」という気持ちを持ち続けることが、子どもにとって大きな力になる——そんなことを改めて感じた出来事でした。ナナフシは、昆虫の不思議な世界への入口としても最高の相棒です。



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