子どもの5歳の誕生日プレゼントといえば、一般的にはキャラクターおもちゃやゲームを思い浮かべがち。ところが我が家の息子・マルちゃんが選んだのは、意外にも「本物の指輪」「観葉植物」「お花」。親と幼稚園の先生も驚いた、一次体験に基づくエピソードをお届けします。
5歳まで元気に育ってくれてありがとう
これまで大きな怪我もなく元気に育ってくれて、本当にありがとう。振り返れば、熱性けいれんで救急車に2回乗ったこともありました。あのときの不安を思い出すと、いま目の前で笑っている姿に、毎回「生きていてくれること」への感謝があふれます。
前倒しの誕生日プレゼントはオオクワガタ
昆虫好きのマルちゃんには、誕生日の少し前にオオクワガタを迎えました。図鑑で眺めて憧れていた昆虫を、自分の手で世話できることは大きな喜び。毎日の観察やお世話が、自然と知的好奇心や責任感につながっているのを感じます。
当日に欲しがったのは「指輪」と「植物」と「お花」
「誕生日当日に何もないと特別感がないよね」と思い、改めて「今日は特別な日。何が欲しい?」と聞いてみました。テレビは祖父母の家でアンパンマンやトーマスを見る程度のマルちゃん。そこで返ってきた答えは――
- お父さんとお母さんのように身につけたい本物の指輪
- 部屋を一緒に育てる観葉植物
- 季節を感じるお花
私たちは驚きつつも、その願いを叶えることにしました。モノだけでなく「身につける・育てる・飾る」という体験に価値を見いだしているのが印象的でした。
幼稚園の先生も「面白いね!」と驚いた感性
この話を幼稚園の先生に伝えると、「面白いね~!面白い!」と驚かれました。最初は意図が分からなかったのですが、後から「キャラクターものではない選択=指輪や植物を欲しがる感性」を面白いと捉えてくださったのだと理解。
親としても、マルちゃんらしいユニークな感性をこれからも大切に伸ばしていきたい、と改めて思いました。
まとめ|5歳の誕生日プレゼントは「感性」を育てる機会に
5歳の誕生日プレゼントが「指輪」や「観葉植物」「花」というのは一見意外かもしれません。でも、その選択には子どもの世界の見え方が表れています。ものを増やすだけでなく、身につける喜び・育てる時間・季節を愛でる心をプレゼントできた気がします。これからも、マルちゃんの感性と成長に寄り添っていきます。
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